
あるとき、知人から「ピアノ教室で使用していた会場に空きがあるから、自分で教室を開いて英語を教えてみない?」といわれました。正直、自分がオーナー先生になるなんて思ってもみませんでした。でも、「なんでもやってみよう!」というチャレンジ精神だけは持っていたので、「せっかくやるなら教材が整っているところで始めたい」と思いました。
英語を『道具』として身につけられるセサミストリートのカリキュラムに感動したことを今でもハッキリ覚えています。
自宅でいつでもいくらでも英語の映像を見て、たくさんの英語を聞くことができるホームレビューというシステムも大変有効だと思い、これなら安心できると感じスタートしました。
こどもたちに英語力がついてきたと実感できた時と、お母様たちから喜びの声をいただく時ですね。こどもたちは、褒められると目を輝かせて本当に嬉しそうな顔をします。そんな彼らの顔を見ている時がとても幸せです。
私の教室では「チャレンジすること」を大切にしています。間違っていてもいい、できなくてもいいからたくさんチャレンジしてほしいです。こどもたちがチャレンジしなくなるのは、「失敗したくない」という想いからです。だから私は、「チャレンジすることは難しいことではない」「まずやってみよう」ということを率先して示します。
英語塾という名前がついていますが、英語だけを教えるわけではなく、何事にも恐れずチャレンジできる機会をたくさん用意しています。そして将来、海外に出て行ってたくさんの人に出会い、壁や限界を感じずに行動できる強くたくましい人になってほしいです。
私は、すべてがチャレンジからのスタートだと思います。
それはこどもたちだけでなく私たち大人も同じです。
大切なことは、勇気を持って、最初の一歩を踏み出してみることです。